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原田妙子さん(1929年生まれ)

 「たえちゃんは『自分の人生は8月9日を境におわり、また始まったのだ』と思っています」

 4月中旬、長崎市の原爆資料館。小学校事務職員の原田真美(はらだまみ)さん(54)が、この春に完成したばかりの紙芝居を披露した。

 物語の主人公の「たえちゃん」は15歳。島原ののんびりした町で育ち、長崎の女学校に通っていたころ、動員先の三菱兵器茂里町工場で原爆に遭う。爆心地から約1・2キロ。崩れた工場の下敷きになり、意識を失いそうになりながらも助け出された。地面には、さっきまで一緒に働いていた人の遺体があった――。

 15人ほどの来場者は、色鮮やかで親しみやすいイラストの紙芝居を目で追いながら物語に聴き入った。20枚の紙をめくり終え、真美さんは語った。

 「15歳のたえちゃん、生き抜いてくれて本当にありがとう」

 たえちゃんのモデルは、長崎県…

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