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 秋も深まり、朝晩の冷え込みも厳しくなってきた。暖房が恋しく、ついエアコンの設定温度を高くしてしまう。だが、加湿器を利用して室内の湿度に気をつければ、設定温度をそれほど上げなくても、暖かく感じられるようだ。エアコンの使用を少しでも抑えられれば、省エネにつながる。乾燥しがちな冬は、加湿器が頼りになる。

 11月初め、都内にある空調大手ダイキン工業のショールームを訪ねて、「湿度の力」を体感した。

 まずは2台の除湿器が置かれた部屋に入った。室温計は24度、湿度計は35・2%を示している。ジャケットを脱いでワイシャツ姿で入ると、室温が24度にもかかわらず、ひんやりと感じた。体を動かさずに座ってすごすには、上着が欲しくなると感じた。

 ドア1枚隔てた隣の部屋に移った。室温は先ほどの部屋と同じ24度に設定されているが、湿度は20ポイントほど高い56・8%だ。蒸し暑く、Tシャツになったほうが心地よさそうに思えるくらい暖かく感じた。湿度の違いだけで、これほど感じる暖かさが違うのかと驚いた。

 ダイキンが11月にショールームを訪れた人にアンケートしたところ、二つの部屋で感じた温度差を「5度」と答えた人が約300人、「3度」と答えた人が約130人いた。「差を感じなかった」と回答した人は1人もいなかったという。

体感温度の差がここまで出た理由とは?おすすめの室温、湿度と合わせて解説します。

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