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 訪米中の沖縄県の玉城デニー知事は12日(日本時間13日)、ニューヨークの国連本部で中満泉・国連事務次長と面会した。日本人女性として初めて国連の軍縮部門のトップに就いた中満氏に対し、玉城氏は、沖縄でのアジアの女性トップやファーストレディーによるサミット開催という構想を披露した。

 面会は玉城氏からの申し入れで約40分間行われた。玉城氏によると、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画について直接は触れなかったが、「沖縄をアジアの平和のための緩衝地帯にしたい」と述べ、県政への協力を求めた。中満氏からは「平和の環境を構築することに一生懸命取り組むことは、非常によいことだ」との言及があったという。

 玉城氏は13日にワシントンへ移動する。国務省、国防総省の幹部らとの面会を調整している。記者団には、安倍政権が辺野古移設を「唯一の解決策」としていることについて、「世界から見て非常に奇異に映る、と言わなければならない」と語った。(ニューヨーク=山下龍一)