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 桜田義孝五輪相は13日の閣議後会見で、国会で答弁に何度も詰まったのは野党から質問通告がなかったからだと主張したことについて初めて謝罪した。立憲民主党の蓮舫参院幹事長の名前を国会や会見で繰り返し間違えたことも「国民に選ばれた人間として配慮に欠けた」と陳謝した。

 桜田氏は会見で「質問通告に関して生じている一連の状況について、参院予算委員会の委員長、理事をはじめ、関係各位にご迷惑をおかけしたことをおわびしたい」と発言。記者から問われて「国民の皆さまにも申し訳ない」と語った。

 ただ、桜田氏は「(質問)通告事項はあったが、もう少し詳しい(事前の)聞き取りがあったらよかった」とも改めて主張した。

 桜田氏は参院予算委で東京五輪・パラリンピックの基本コンセプトなどを即答できず、6日の会見で「事前通告がなかったから」と釈明。質問した蓮舫氏が「事実誤認」と反論し、9日になって発言を撤回した。5日の参院予算委員会で蓮舫氏の名前を「レンポウ」と間違えて指摘を受けたが、9日の会見でも再度間違えた。

 また、桜田氏は13日の会見で、9日の会見を途中で退席して打ち切ったことについて記者から問われて、「記憶にない」と答えた。(大久保貴裕)