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 お歳暮の配送料の値上げが相次いでいる。物流業界の人手不足が深刻で、運送費が上がっているためだ。クリスマスプレゼントやおせちの配送が重なる年末の宅配業者の負担を分散させようと、消費者に早めの配送を指定するよう呼びかける動きも出てきた。

 イオンは13日、お歳暮の配送を11月21~30日に指定した顧客に、抽選で4千円相当のカタログギフトを贈ると発表した。イオンによると、11月に配送するお歳暮は例年、全体の3割にとどまる。「年末の取り扱いを減らさないと、宅配の遅れが起きかねない」(広報)として、配送の前倒しを促すキャンペーンに初めて取り組んでいる。刺し身用の北海道産ホタテ貝柱など、11月の配送限定の商品も用意した。来年は11月の配送を5割に引き上げたい考えだ。

 今年のお歳暮商戦から配送料も値上げした。昨年は2500円以上の購入で一部商品の配送料を無料にしていたが、今年は常温で300円、冷蔵で500円にした。配送料の一部をイオンが負担しているが、抱えきれなくなったという。

 百貨店でもお歳暮の配送料の値上げが相次ぐ。配送料を20年以上維持してきた松屋は、平均で4割ほど引き上げる。たとえば首都圏の一部では、重さ10キロまでの商品の配送料を300円から600円に上げる。

 そごう西武は、配送料が全国一…

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