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 奈良県天理市中之庄町の介護老人保健施設「ならふくじゅ荘」で14日、京都の大蔵流茂山千五郎家による狂言の催しがあった。「柿山伏」の実演や、狂言の所作などの体験があり、60代から100歳までの利用者ら約80人が楽しんだ。

 演じたのは、狂言師の山下守之さん(42)と、趣味で狂言を30年ほど続けている橋本昇さん(69)。橋本さんが演じる畑主(はたぬし)の柿を、山伏役の山下さんが盗み食い。山伏が必死に猿などのまねをしてごまかす様子は、観客の笑いを誘った。

 その後は狂言体験。大きな声をだすための発声方法や、基本の姿勢などを山下さんらが指導。利用者が練習した笑い声「ハーハッハッハ」が部屋に響くと、山下さんは「つややかな声ですね」。職員と利用者に笑顔が広がった。

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