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 非常勤職員やその遺族が労災認定を請求することを北九州市が認めてこなかった問題で、請求できる仕組みを整えるよう求めた国の通知を受けて同市が制度を改正しながら、改正前の事案は対象外と定めていた。自ら命を絶った元非常勤職員の遺族の訴えがきっかけで国が動いた経緯があるが、この遺族らは依然として請求できないままだ。

 同市の非常勤職員だった際にうつ病を発症し、退職後の2015年に命を絶った森下佳奈さん(当時27)の遺族は、市に労災認定の相談をしたが請求を拒まれ、市に補償を求める訴訟を福岡地裁に起こしている。

 母親の眞由美さん(56)が今…

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