[PR]

 タブレットの画面を折り曲げれば、スマートフォンになります――。14日に中国・深圳で開幕した中国最大級の科学技術製品の展示会で、画面を曲げて折り畳めるスマホが披露され、話題を集めている。

 このスマホを出展したのは、深圳の有機ELベンチャー「柔宇科技」。広げた状態で画面のサイズは7・8インチ。画面の真ん中で折り畳むと、スマホとして電話ができるほか、画面の半分で映画を見ながら、もう片方で電子メールを読むといった二つの機能を同時に使うこともできる。

 今月1日に中国で予約販売を開始し、今年末をめどに予約した消費者に届けられる。価格は8999元(約14万7千円)から。

 画面が二つある折り畳み式スマホはすでに市販化されているが、同社によると、一つの画面を折り畳めるスマホの一般販売は「世界初」だという。韓国のサムスン電子や中国の華為技術(ファーウェイ)などの大手も、来年の発売をめざして同様の製品の開発を急いでいる。

 この展示会は「中国国際高新技術成果交易会」。1999年に始まり、20回目となる今回は、顔認証システムや自動車の自動運転など、中国が研究開発に力を入れている最新技術が展示されている。18日まで。(深圳=益満雄一郎)