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 工業用製品・建設用資材販売会社「カテックス」(名古屋市中区)が名古屋国税局の税務調査を受け、2017年9月期までの7年間で約5億円の所得隠しを指摘されていたことが、複数の関係者への取材でわかった。意図的な所得隠しがあったなどと認定され、追徴税額は重加算税を含めて約2億円とみられる。

 関係者によると、カテックスは、いったん帳簿に計上した売り上げの一部を決算期末に一方的に減らしたり、在庫を本来よりも少なく計上したりして、利益を少なく見せかけた模様だ。また、取引先に対する支払いを水増ししていたことも所得隠しと判断されたとみられる。同社は修正申告をした模様だ。

 同社は「取材には応じられない」としている。

 信用調査会社などによると、同社は建設資材の販売などをしている。17年9月期は、リニア中央新幹線の工事に関連する事業が業績に貢献し、売上高は約155億円だったという。