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 東京・池袋で2015年、運転中のてんかん発作で事故を起こし、歩行者5人を死傷させたとして、自動車運転死傷処罰法違反(危険運転致死傷)の罪に問われた医師金子庄一郎被告(56)を懲役5年とした一、二審判決が確定する。最高裁第一小法廷(小池裕裁判長)が13日付の決定で被告の上告を棄却した。

 一、二審判決によると、金子被告は15年8月、てんかん発作で意識障害になったまま車を急発進し、池袋駅前にいた女性(当時41)を死亡させ、4人にけがをさせた。被告側は「薬を服用しており、意識障害が起きるとは認識していなかった」と主張したが、一審・東京地裁は「医師としての知識もあり、薬を飲んでも発作が起こると理解していた」として同罪の成立を認めた。二審・東京高裁も支持した。(岡本玄)