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 北海道にゆかりの深い日本初の女性医師、荻野吟子(1851~1913)を描く映画が製作される。強い意志を貫いて「女医への道」を切り開き、北海道せたな町でも診療した吟子。メガホンをとる山田火砂子(ひさこ)監督(86)は「大いなる愛で弱き人々のために尽くした姿を伝えたい」と語る。

 吟子は今の埼玉県熊谷市に生まれた。若くして結婚したが、夫に性感染症をうつされて離婚。その上、産婦人科での治療はすべて男性医師で、羞恥(しゅうち)心と屈辱感に苦しむ。その体験から、自ら医師になって女性患者を助けようと決意する。

 だが、女性には「医術開業試験」の受験すら認められていない時代。吟子はさまざまな壁にぶつかりながらも医学を学び、苦難の道のりを経て34歳で「公許女医第1号」となった。

 東京で開院したのち、新天地を…

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