[PR]

 国連安全保障理事会は14日、アフリカ北東部エリトリアに科していた武器禁輸や個人の資産凍結などの制裁措置を解除する決議案を採決し、全会一致で採択した。エリトリアは南隣のエチオピアと国境をめぐって長く対立してきたが、今年7月、外交関係の正常化で合意。これを受けて、安保理で制裁解除の機運が高まっていた。

 制裁は2009年、エリトリアがアフリカ東部ソマリアでテロを繰り返す過激派組織「シャバブ」を支援しているとして、安保理が制裁決議を採択して始まった。制裁解除を受けて、エリトリア政府は制裁は「不当だった」としつつ、「地域の安定につながる」と歓迎する声明を出した。(ヨハネスブルク=石原孝