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 長野県軽井沢町で2016年1月、大学生ら15人が死亡したスキーツアーバス事故でバスを運行していた「イーエスピー」(東京都羽村市)と当時の運行管理者で元社員の荒井強被告(50)について、長野区検は15日、道路運送法違反(営業区域外運送)の罪で略式起訴したと発表した。処分はいずれも14日付。

 長野簡裁は14日、荒井被告に罰金30万円の略式命令を出し、即日納付されたという。

 区検によると、荒井被告は同社のバス事業全般を統括していた15年12月20日から22日の間、5回にわたり、同社の営業区域外である神奈川県相模原市緑区などを発着地として、団体旅客から運賃を集め、大型バスで運送したとされる。

 同社は略式起訴について「担当者が不在でコメントできない」としている。

 同社の高橋美作社長(57)と荒井被告については、16年1月の事故で、死亡した土屋広運転手(当時65)=自動車運転死傷処罰法違反容疑で書類送検=に適切な指導を怠ったとして、長野地検が業務上過失致死傷容疑で捜査している。