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 曹洞宗大本山・総持寺(横浜市鶴見区)の乙川暎元(おとがわえいげん)監院が15日、石川県輪島市の梶文秋市長を表敬訪問し、2021年に迎える開創700年の記念行事を総持寺祖院(輪島市門前町)で開くことを明らかにした。市は記念の年に合わせ、年間を通したイベントを開催予定で、近く実行委員会を立ち上げる。

 総持寺は1321年に門前町で瑩山(けいざん)禅師が開いたが、明治期に火災のため横浜市鶴見区へ本山が移転した。祖院は2007年の能登半島地震で被災、修復工事が21年3月に完了する。「復興を支援してくれた人に見てもらいたい」と、700年記念も一緒に門前町の祖院で祝うことにしたという。

 乙川監院は「歴史を刻んだ能登の地で開創法要を営むことがふさわしい」と述べ、21年4月上旬ごろにまず落慶法要をしたうえで、9月中旬ごろに改めて開創700年を祝う記念行事をする考えを示した。(井潟克弘)