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 TOTO(北九州市)はトイレにまつわるエピソードや思いを集めた第14回「トイレ川柳」の入選作品を発表した。最優秀賞は「百点の テストを我が子 トイレ置き」。恥じらいある子どもが、喜びを伝える場にトイレを選んだ情景が思い浮かぶという。

 合計2万835句が寄せられた。誰もが使うトイレだけに家族関係が反映された句も多かった。「カギ閉める 孫の成長 知った夏」「またママが 漢字や式を はっている」「久しぶり 父との会話 『早く出て』」。1人になれる空間は貴重で、「駆け込んだ 瞬間わたしの 部屋になる」「作戦を 考え直す 秘密基地」という句も。

 ほかには「トイレから 鼻歌きっと 出たんだな」「本人より ママが嬉(うれ)しい 『ちっちでた』」「スッキリ!に 勝る快感 ほかに無し」など、トイレならではの喜びを表した句も選ばれた。

 選考したコピーライターの仲畑貴志さんは「今年はバラエティーに富んだ句が集まった。まだまだ肥沃(ひよく)な表現世界はあるようです」とコメントした。主な入選作品を印刷したトイレットペーパーを12月下旬に売り出すという。(田幸香純)