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 「魚津は鮮度重視」。そう言ってはばからない魚津(富山県)の漁師の一人で、魚津漁協所属の小型底引き網漁船「第3達丸(たつまる)」(9・9トン)の船主、魚住達哉さん(53)に頼み、底引き網漁を見せてもらった。

 3年間、ラグビーに明け暮れた魚津工業高での学生生活を終えると、父親の後を追って漁師になった魚住さん。イカ釣り漁船に17年間乗り、18年前から底引き網漁を始めた。

 富山湾の底引き網漁といえば、シロエビ。とやま市漁協岩瀬支所や新湊漁協には計十数隻の小型底引き網漁船が所属し、4~11月に庄川や神通川の河口沖に生息するシロエビの群れを水深200~300メートルからすくい上げる。

 第3達丸は、岩瀬や新湊の漁師たちの漁場を避け、シロエビの漁場より沖を目指す。網を入れるのも水深400~500メートルと深い。そこは甘エビ(ホッコクアカエビ)の漁場。

 午後10時に魚津港を出て、真っ暗な富山湾を約1時間。遠くに氷見や富山、魚津の街の光がわずかに見える。魚住さんの合図で3人の漁師たちが点滅ライトの付いたブイを海中へ投げ入れる。ブイにつながった長さ千数百メートルのロープが、甲板から真っ暗な海中へどんどん吸い込まれていく。

 数分後、第3達丸はロープの先…

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