[PR]

 サウジアラビア人記者ジャマル・カショギ氏の殺害事件で、複数の米紙が16日に「米中央情報局(CIA)がサウジのムハンマド皇太子の命令だと結論づけた」と報じたことについて、サウジ側は報道を強く否定した。サウジは事件後、影響が皇太子の権威や内政に及ぶのを避けようと躍起になっている。

 ワシントン・ポスト紙などは、CIAが結論の根拠として、事件前にムハンマド皇太子の弟で駐米大使のハリド王子がカショギ氏に電話し、殺害現場になった在トルコのサウジ総領事館を訪ねるよう促していたことを挙げたと報じた。ハリド氏は事件後に帰国したままとみられている。

 ハリド王子は報道を受けツイッターで、カショギ氏との電話自体を否定し、「米政府に、この主張に関する全ての情報開示を求める」と訴えた。

 事件をめぐっては、トルコの捜査情報がメディアに報じられるなか、サウジは説明を変遷させてきた。しかし、皇太子の関与や指示については一貫して否定。15日にはサウジ検察が、事件の中心的な役割を果たした5人に死刑を求刑する方針を公表し、事件後に解任された情報機関副長官の命令を受けた人物らが「現場判断」で殺害したとした。

 ジュベイル外相も同日、「(皇太子は)全く関係ない」と主張。トルコに加え、昨年に断交したカタールのメディアがサウジに対する悪意あるキャンペーンを行っていると訴えた。

 皇太子はサルマン国王(82)…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

2種類有料会員記事会員記事の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら