[PR]

 汐留から車両は左に大きくカーブを切り、新橋に到着した。新橋は、日本鉄道の発祥の地だ。古い建造物と新しい高層ビルが混在する。ゆりかもめ新橋駅ホームからガラス越しに銀座方向を見ると、新橋交差点角にある店舗が目に入る。佃煮(つくだに)の老舗「新橋玉木屋」だ。創業は江戸時代の1782(天明2)年。社長の田巻章子さん(73)が、通りに瓦屋根の店が並ぶ明治時代の写真を取り出し、1軒を指さした。「これが昔のお店。ずっと同じ場所で営んできました」

 老舗に嫁いだ田巻さんだったが、家庭の事情もあり、1980年、35歳の時、6代目の義父に言われて会社に入った。社長に就くと、味や商品の開発改良に取り組んだ。時代に合った味を求め、薄味にしたり、トマトやカレー、マーボー豆腐の味のふりかけに挑戦したり。「あみの佃煮はふりかけの元祖。味を守りながら、新しい味も考えていかないと生き残れない。店も街も一緒です」

 再開発の一方、新橋には100…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら

こんなニュースも