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 雲仙・普賢岳の溶岩ドーム崩壊を想定した防災避難訓練が18日、島原市の安中地区であり、地域住民をはじめ消防や警察、自衛隊などの25機関から約2千人が参加した。

 溶岩ドームは約1億立方メートル。うち5376万立方メートルの崩落が懸念されており、地震や大雨で崩壊した場合、下流域の住宅地に被害が及ぶことが予想される。

 島原市が主催したこの日の訓練は、橘湾を震源とする地震で溶岩ドームが崩壊したと想定して実施。市が災害対策本部を設置し、国土交通省雲仙復興事務所と連絡を取り合い、地区住民を自衛隊ヘリで救出したり、車両を使って搬送したりする訓練を行った。

 参加した島原市消防団の本田庄一郎団長(59)は「各機関がそれぞれの役割を認識することで、災害など緊急時での素早い避難につながる」などと話した。(舞田正人)