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 「良い意味で長崎の課題がよく見えた集会でした」。長崎大核兵器廃絶研究センター(RECNA)准教授の中村桂子さん(45)は、長崎アピールを採択して閉幕した「地球市民集会ナガサキ」をそう振り返った。「被爆地でしか言えないことを伝えられた。ただ、今後どうするか、だと思います」

 地球市民集会は、元長崎大学長で被爆者の土山秀夫さんらが提唱して2000年に始まった。初めて参加したのは03年の2回目。平和問題に取り組む横浜市のNPO法人で研究員だった30歳の時だった。被爆者が中心となって分科会を企画し、市民や海外のNGOメンバー、専門家が一緒に議論。核の非人道性を強調し、核兵器を禁止する条約の必要性を当時から訴えていた。「長崎、すごい。世界とつながり、最前線の議論をして、新しいうねりを作りだそうとしている」と刺激を受けた。

 中村さんは、こうした被爆地のエネルギーに「育てられてきた」という。以降の集会には毎回参加。12年にはRECNAの発足と同時に長崎大に転じ、研究をしながら核問題や市民社会についての講義を担当。核軍縮の国際会議に学生を送り出し、今回の集会でも学生が企画した分科会を支えるなど、若者と深く関わってきた。

 集会は初開催から18年が過ぎ…

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