熊本)山本寛斎さんが浴衣をデザイン 山鹿灯籠まつり

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尾立史仁
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 熊本を代表する夏祭りのひとつ、山鹿市の「山鹿灯籠(とうろう)まつり」で保存会の踊り手が着る浴衣を、ファッションデザイナーの山本寛斎さんが制作した。11月19日に市役所で、山本さんらが出席して発表された。

 山本寛斎事務所の説明によると、新しい浴衣は祭りが開催される8月の初秋を連想させるあかね色を裾に配し、胸にかけてぼかし染めで濃淡を付けた。帯は地元のチブサン古墳(国史跡)の壁画にある○や△といった幾何学模様を図案化。帯留めは特産の山鹿傘(和傘)をモチーフにした。裾や前身頃には「よへほ節」の「山鹿とうろう まちはひのうみ ひとのなみ」の歌詞が、祭りの起源となった室町時代の書体で書かれている。

 山本さんは浴衣を着た踊り手を見て「皆さんきれいで、デザインとしても成功」と笑顔を見せた。発表会で新しい浴衣に初めて袖を通した3人の踊り手の1人、松本かなえさん(31)は「これからは踊りだけでなく、浴衣も見たいという人が多くなるのが楽しみ」と話した。

 山鹿灯籠踊り保存会(会長=…

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