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 東京都は19日、定期的な豊洲市場(江東区)の地下汚染の調査で、開場直前も地下水から環境基準値の最大140倍のベンゼンが検出されたと発表した。空気中の有害物質は基準値未満で、10月11日に開場した豊洲市場について、都の専門家会議は「科学的な安全は確保されている」との見解を示した。

 都は毎月、調査しており、今回は7月から10月上旬までの調査結果を公表。地下水のベンゼンは最大濃度が基準値の130~140倍で推移した。ヒ素は最大4倍で、不検出であるべきシアンも依然検出されている。

 都は今年7月までに、有害物質が地上施設に入るのを防ぐため、地下にコンクリートを敷き詰めるといった追加の対策工事を実施。担当者は今後について「雨水などの流入で(汚染濃度は)いずれ薄まっていく」と話した。