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 早稲田大学のすぐそばで学生らに愛されてきた一軒のそば屋が7月、静かに店じまいした。1906年創業の「三朝庵(さんちょうあん)」。カツ丼やカレー南蛮を考案したとされる。5代目の加藤浩志さん(57)は「従業員が高齢化し、バイトも集まらない。後を継ぐ人もおらず、閉店を決めた」。

 ラーメン「ほづみ」、中華「西北亭」、洋食「エルム」……。安くて、大盛り。学生の胃袋を満たしてきた大学周辺の老舗食堂の閉店が、近年相次ぐ。早大学生部のウェブ雑誌「早稲田ウィークリー」は11月「絶やしたくない、伝統のワセメシ」の特集を組んだ。編集者は「店の多くが後継者不足に直面している」という。

 創業53年、牛めしで有名な三…

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