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 7月に100歳で亡くなった橋本忍さんが脚本を書いた映画には、あまたの名優が出演している。仲代達矢さんもその1人。エキストラやナレーションだけの出演を含めると9本を数える。その中には仲代さん自身が「代表作」と話す小林正樹監督の「切腹」(1962年)も含まれている。仲代さんが橋本作品の思い出を語った。

 「僕はこれまでに160本以上の映画に出ていますが、もし死ぬ前に『どれが一番気に入っているか』と聞かれたら『切腹』を挙げたいんです。役者になる前に橋本さんの『羅生門』を見て、とても感銘を受けました。橋本さんの脚本は、役者にとってはセリフが説明的じゃないところが素晴らしい。最近の映画は、物語を役者にセリフで説明させることが多いですから」

映画「羅生門」など、数多くの名作を手がけた橋本忍さん。記事後半では、亡くなる3日前に記者が尋ねたインタビューを紹介します。

 映画デビューも橋本さんの脚本…

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