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 JA東京中央会が、傘下の組合員の男性を対象に継続的な婚活サポートに乗り出した。後継者不足や高齢化が深刻なためだ。パーティーなどでの「その時だけの出会い」にとどまらないよう、結婚に向けて継続的に支援する結婚相談所の力を借り、一人でも多くの人の成婚につなげたい考えだ。

 婚活サポートは、結婚相談所「ゼクシィ縁結びカウンター」に委託した。結婚情報誌「ゼクシィ」を発行するリクルートマーケティングパートナーズが運営する相談所だ。

 JAでは全国的な活動として、お見合いパーティーを開くなどの婚活支援に取り組んできた。しかし、押しが弱かったり話下手だったりする人が目立ち、出会いを結婚につなげられないケースが多いのが課題だった。そこで、東京中央会の若手が農業のイメージアップも兼ねて、男磨きをしながらの婚活を支援するアイデアを発案。独自の取り組みがスタートした。

 21日は、参加した9人に対してプロによる全身コーディネート術を集中的にアドバイスした。銀座での洋服の買い物で、婚活プロが似合う服を指南。ヘアカットは専門店でしてもらい、写真館で婚活用写真の撮影もした。参加した東京都練馬区の組合員(37)は「違う自分が発見できてうれしい。婚活にがぜんやる気が出た」と話した。

 JA東京中央会が2015年に約1万2千人の組合員に実施した調査では、後継者がいない割合が半数以上にのぼった。2割余りは後継者がいると答えたが、その後継者の平均年齢は44・1歳だった。(佐藤亜季)