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 「君の名は。」の三葉と瀧が相手のことを好きになった瞬間はこのシーンで、そこにはこの映画のユニークな恋愛観が表れている――といったお話を、京都の立命館大学の学生さん約100人を相手にしてきました。「朝日新聞・朝日放送リレー講座~メディアの現場から」の第7回(11月9日)の講師として私が呼ばれたのです。

 「君の名は。」公開中に「2人がいつ相手を好きになったのかが分からなかった」といった感想をネットで見かけ、それをアタマの片隅に置きつつ映画を何度か見るうちに「ここだ!」と気づいたのでした。同時に「新海誠監督は面白い! うまい!」と感じ入りました。ちゃーんと仕掛けがしてあるのですね。

 粗筋の説明は省きまして、まず問題のシーンは、三葉になってる瀧がおばあちゃんに「あんた今、夢を見とるな?」と看破された直後、自室のベッドでハッと目覚めるところ。瀧は自分が涙を流していることに気づき、「なんで?」とつぶやいて目元に手をやり、その手を見つめます。ここが、瀧が三葉を好きになった瞬間です。

 物語はこのあと瀧と奥寺先輩の…

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