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 常磐自動車道を走る車のナビは、いったん県境を越えて新地インター(福島県新地町)で降りるよう指示した。一般道に入り、細い道をくねくねと上り続け、旗巻峠へ。丸森町と福島県相馬市を結ぶ峠道は江戸時代、仙台藩の要所だった。

 丸森町に入ると「旗巻古戦場」の案内板が現れた。1868(慶応4)年、新政府軍と旧幕府勢力が戦った戊辰戦争。仙台藩は5月に奥羽越列藩同盟を結成するも、9月に降伏した。その直前、北上を続ける新政府軍と丸森の旗巻と筆甫で戦闘があった。仙台藩最後の戦場だ。

 諸説あるが、軍勢は同盟軍2千人、新政府軍1千人。旗巻での仙台藩の戦死者は約50人に上ったといわれる。

 旗巻古戦場跡では地域の人々が…

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