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 アフリカ東部ケニアにある人口約3万人の地方都市ニャフルルに、監督もオーナーも日本人というサッカークラブがある。昨年から国内リーグに参入して奮闘する一方、学校でのゴミ拾いなど「日本風」の活動も行う。夢はワールドカップ(W杯)への代表選手の輩出だ。

 クラブはケニアの4部相当のリーグに所属する「グリフォンFC」。路上の物売りで日銭を稼いだり、無職だったりする18~36歳の男性約25人が選手として登録する。凸凹が目立ち、ヤギのふんも転がる広場で練習していた選手の1人で販売員のフレドリック・モホティさん(23)は「周りには高卒後も職がなく、麻薬におぼれる人も多い。街の人がクラブを誇りに思えるよう、活躍したい」と語る。

 リーグ参入のきっかけは、現地NGO職員の佐藤洋司さん(44)が2014年、会社を退職後に旅行でケニアを訪れた西崎圭介さん(33)と出会ったことだ。2人は奈良県の天理大学の同窓生で、ともにサッカーの経験者。西崎さんの帰国後も交流を続け、失業者が多い若者にサッカーを通じた支援をすることを思いついたという。

 佐藤さんが当時サッカーを教えていた現地の子供たちを選手として迎え、NGO職員をしながら監督として指導。西崎さんは日本でオーナーとして企画構想や広報活動などを担当する。これまでにクラウドファンディングで191人から137万円の資金を集めた。

 昨年6月に参入したケニアの5部リーグでは22勝3分け5敗で昇格。今年は4部リーグで戦う。選手たちは地元の学校を清掃したり、刑務所や孤児院を慰問したりもする。西崎さんは「選手の自立を促し、住民に愛されるクラブにするため、サッカー以外の活動にも力を入れた」と語る。

 ケニアは陸上の長距離種目で何…

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