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 南アフリカのケープペンギンが環境の悪化で減少を続け、このままでは絶滅する恐れがあると言われている。観光客でにぎわうアフリカ最南端の生息地へ行ってみた。(ケープタウン=石原孝

 11月中旬。ケープタウン中心部から車で1時間ほど離れた場所にあるケープペンギンの繁殖地、ボルダーズビーチを訪ねた。体長60センチ前後のペンギンの群れを間近に見ることができ、毎年約6万人が訪れる人気スポットだ。

 欧州や中国からの観光客がカメラを構えるなか、白黒模様のペンギンが遊歩道沿いの浜辺でくつろいだり、日光を避けて岩陰に隠れたり。私が首を左右に何回も傾けると、まねるペンギンもいた。雄ロバ(ジャッカス)のように鳴くことから、ジャッカスペンギンとも呼ばれる。

 スイスから来た男女の観光客は「本当にかわいい」と満面の笑み。「この辺のペンギンが減少しているなんて知らなかった」

 ボルダーズビーチでのペンギンの生息数は2005年のピーク時に1227組(生殖する雄雌で1組と数える)だったが、その後、半数近くまで減少。保護を進め、今年は1099組まで回復している。

 だが他の地域を含めると、減少傾向は止まっていない。今年時点で約1万5千組。20年弱で7割以上が減った計算になる。1900年代初頭には、隣国のナミビアを含めて100万羽以上のペンギンがいたともいう。国際自然保護連合(IUCN)は2010年にケープペンギンを絶滅危惧種に指定した。

20年で7割も減少

 南アフリカ環境省によると、ケ…

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