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災害考古学 第2部:2

 江戸時代の日記など古文書に記録されたデータを使い、歴史上の大災害を復元する試みが、各地の大学や研究機関で進んでいる。近代的な気象観測がなかった時代の災害を復元することで、現代の防災に役立てるのが狙いだ。

 帝京大学の平野淳平准教授(自然地理学)らのグループは、幕末の1856(安政3)年9月23~24日、江戸付近を通過した「安政江戸台風」の進路の解明に挑んだ。この台風では、江戸湾(現在の東京湾)周辺で高潮が発生し、浸水や火災などで死者は10万人に達したと伝わる。

 国内に初めて気象観測所が設置されたのは1872(明治5)年の函館で、東京はその3年後だった。江戸時代の台風には不明な点も多いが、村役人や藩などが日記や記録に台風襲来時の天候や風向きを書き残していた。平野さんらは、関東周辺だけでも10種類の日記があることを突き止めた。

 米国の初代総領事として静岡県…

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