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 中日本高速道路は今冬から、除雪しきれないほどの大雪が予想されるときは、車が立ち往生する前に高速道路を通行止めにする取り組みを始める。これまでは、実際にスリップや事故で交通がまひしてから通行止めにしていた。立ち往生した車で除雪車が作業できなくなることを防ぐ。

 道路に設置したカメラや降雪計で、降雪の強さ、路面状態などを監視。除雪が追いつかない降雪量だと判断したら通行止めを決め、道路にある情報板やホームページ、ラジオなどで知らせる。中部地方や首都圏を走る東名や中央道、名神など、同社管内で運用する。

 一方、降雪の状況を見誤ると無駄な通行止めが頻発しかねないため、監視カメラや降雪計を増やして予測精度を上げる。

 近年は、集中的な大雪の発生による交通まひが増えてきた。国土交通省は今年2月、対策を考える有識者会議を設置。中日本高速が今回導入する取り組みは、その会議において具体的な対策として挙がっていた。