パリ=新田哲史、半田尚子
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日本側のプレゼンを笑顔で見つめる関係者ら=2018年11月24日午前0時3分、大阪市北区、小林一茂撮影
23日午後(日本時間24日未明)、パリ市内のOECD(経済協力開発機構)カンファレンスセンター。投票結果を待っていた日本政府の控室に歓声が上がった。
日本92票、ロシア61票。
決選投票を制して「2025年大阪万博」の開催が決まった瞬間、世耕弘成経済産業相や松井知事らが手を取り合い、他の関係者らとともにもみくちゃになって喜んだ。
BIE総会は23日朝(日本時間同日夕)に始まった。加盟各国の代表ら数百人が出席した。
日本政府の最終プレゼンには、大阪府出身のパナソニック執行役員でジャズピアニストでもある小川理子(みちこ)さん(55)が登壇。ピアノ演奏と歌声を披露した。
小川さんは演奏に先立つスピーチで、パナソニックが太陽光で充電して明かりとなる「ソーラーランタン」を電気のないインドの村に届けたのを手始めに、世界30カ国に10万台を寄贈したというエピソードを披露。大阪での万博開催がSDGs(国連の持続可能な開発目標)の達成に貢献できるとアピールした。小川さんは登壇前、朝日新聞の取材に「世界のために何ができるのか発信したい」と語っていた。
25年万博の開催地には日本の…
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朝日新聞社会部