水道事業、民営化に道 海外では料金高騰・水質悪化例も

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姫野直行 阿部彰芳 パリ=疋田多揚
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 公共部門の民間開放を政府が進めるなか、水道事業にも民営化への道が開かれる。事業の最終責任を自治体が負ったまま、民間に運営権を長期間売り渡せるようになる。水道法改正案に盛り込まれ、開会中の臨時国会で成立する見通しだ。海外では、料金高騰や水質悪化で公営に戻す動きもあり、導入への懸念は強い。

 7月に衆院を通過した改正案…

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