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 大阪湾に面した各地の釣り公園が、今年近畿に相次いで上陸した台風による高波や高潮で被害を受けた。中には復旧のめどが立たないところもある。回遊魚の接岸時期だっただけに太公望からはため息がもれる。

 大阪湾は都市に近接しながら多様な魚種を狙える「釣り天国」。クロダイ(チヌ)が豊富な海として知られ、秋は初心者でもアジやサバなどが釣れ、タチウオも接岸してくるが、絶好の機会を台風が奪った。

 神戸市須磨区の須磨海づり公園は、8月23日深夜に上陸した台風20号で被害を受けて以来閉園が続く。昨年なら9月は7千人、10月は6千人が来ていた。市農水産課の担当者は「足場が飛んだり手すりがなぎ倒されたりと被害が大きく、どのくらい復旧に費用がかかるか……」。1976年のオープンから40年以上が経過し、今年度はちょうど老朽化の調査をしているところだったという。関西圏で活動する釣りライターの安田明彦さん(59)は「初心者からベテランまで楽しめる釣り場。再開を祈る人も多いでしょう」と話す。

 兵庫県尼崎市の市立魚つり公園も閉園中。台風20号で桟橋の床が3分の1程度めくれ、9月4日の台風21号による追い打ちで足場がほとんど外れたような状態になって復旧のめどが立っていない。市公園維持課は「10月は年間で一番来園者が多い時期だったのに」と恨めしげだ。同県西宮市の鳴尾浜臨海公園の海づり広場は11月21日、安全確認やゴミの撤去が済んだ6割ほどの部分が約3カ月ぶりに開園した。ただ、照明が壊れたままのため、午前5時~午後11時の営業は日中のみ。「タチウオのいい時期が過ぎ、夜釣りもできなくて申し訳ないが、再開を望む声もあったので少しでも期待に応えられれば」と担当者。再開初日、さっそく家族連れらがサヨリやアジを狙っていた。

 例年釣り人でにぎわう一般の護…

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