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大徳寺納豆カヌレ

 参拝客でにぎわう大徳寺(京都市北区)の総門を出ると、向かいにあるカフェに目がとまった。店名は「カフェ・ドゥ・モン」。オーナーの中川朋子さん(56)が、両親が営んでいた喫茶「門」を一新してオープンし、今年9月で10周年を迎えた。

 看板商品は「大徳寺納豆カヌレ」だ。この地域の名物である大徳寺納豆を、フランス菓子のカヌレの生地に加え、表面を洋酒と蜂蜜で覆っている。大徳寺納豆はネバネバの納豆と違い、真っ黒でみそのように塩辛い。ほおばると甘みを感じた後、しょっぱさがじわりと広がった。

 中川さんは2008年、20年近く勤めた医療機器メーカーを辞め、カフェを開くため2カ月ほど欧州諸国を歩いた。地元名産の大徳寺納豆が入ったスイーツを考えるうち、フランスのカヌレが気になった。

 帰国して調べてもカヌレとのコ…

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