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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終第6戦フランス杯は23日、フランス・グルノーブルで開幕する。シニアデビュー1年目ながら、NHK杯で優勝を飾った16歳の紀平梨花(関大クラブ)がGPシリーズ2連勝に挑む。公式練習では、得意の3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)を何度も成功させた。

 練習を終えた紀平は少し恥ずかしそうに笑って、「昨日(の練習)は時差ボケで眠すぎて……。全然足に力が入っていなかったけど、今日は合ってきて集中できました」と話した。ただ、ポイントでもあるトリプルアクセルの状態には納得がいっていない様子。「NHK杯の時よりは感覚をまだつかんでいない状態。ショートプログラム(SP)の朝練で何回も跳んで確かめないと」と語った。

 GPシリーズ初出場初優勝を決め、試合に臨む意識も少し変わったという。「特にやることは変わらないけど、NHK杯が終わってからは『リンクに感覚を完璧にあわせられれば大丈夫』っていうちょっとした自信がついた」

 今大会で4位以内に入れば、GPファイナル(12月6~9日、カナダ・バンクーバー)への出場が決まる。それでも、「意識して良い演技ができるわけじゃないので、今は一つの試合を何とかしてノーミスでできたらって。『ファイナルは?』と聞かれれば、出たいとは思うけど、聞かれるまで意識はない状態です」と自然体は崩さない。

 紀平は女子SPの6番滑走。日本時間24日午前3時15分ごろ登場する。

 女子で他に、本田真凜(JAL)が5番滑走(日本時間24日午前3時8分予定)、NHK杯4位の三原舞依(シスメックス)が10番滑走(同午前3時48分予定)、平昌五輪銀メダルのエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)が最終12番滑走(同午前4時1分予定)で出場する。

 男子SPには、田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)が4番滑走(23日午後11時27分予定)で登場。(吉永岳央)