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 粉飾決算を指南したとして有罪判決を受けたことがある会計評論家の細野祐二さん(64)。その苦い経験をばねに、日本の上場企業約3600社すべての財務諸表をチェックし、投資家らに警鐘を鳴らすことをめざして活動している。

 企業から報酬をもらっている監査法人が本当に中立・公正な会計監査ができているのか、細野さんは疑問に思っている。そこで究極の「中立性」を求めて開発しているシステムがある。

 その名は、フロードシューター。「ウソ発見器です。雑誌の記事を書くのに、何か名前をつけてくれと言われて考えました」と細野さんは笑う。

 AI(人工知能)で財務諸表に隠れた「ウソ」を見抜こうというシステム。ネット上で公開されている有価証券報告書から、分析に必要なデータを集め、細野さんが決めたルールをあてはめる。これまで細野さんが丁寧に数字を拾い集めて分析していた作業を、AIが一瞬で肩代わりする。そして、企業の財務諸表を「危険」から「安全」までの5段階で評価する。

 普通の人にもその意味が伝わるよう、分析結果をもとにした報告書を月100社を目標に作り、一部10万円で販売している。

 そのフロードシューターが「危険」と判定し、警報を発した企業がある。トレーニングジム大手RIZAP(ライザップ)グループだ。

 「ライザップがこの2年間に買…

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