橋下氏「大阪府市が力を発揮」 万博決定で都構想も訴え

吉川喬
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 2025年大阪万博の開催決定をめぐり、誘致構想の旗を振ってきた前大阪市長橋下徹氏が24日、読売テレビの報道番組に出演した。橋下氏は「大阪が今勢いづいてきている」などと強調。今回の誘致活動の結果と関連させつつ、自身の持論である大阪都構想の必要性を改めて訴えた。

 番組には、パリで開かれた開催地決定会合に出席した松井一郎大阪府知事も現地から中継で出演。万博開催に向けて今後必要となる会場建設費などについて、「経済界も応分の負担をやるとはっきり言っていただいている。僕は安心しています」などと述べた。

 橋下氏は「(開催費用負担は)大阪、西日本を勢いづかせるために必要」と指摘。「万博誘致決定に『大阪問題』を解決する全てが含まれている」「負け癖のあった大阪が今勢いづいてきている」と期待を寄せた。

 さらに、大阪市を廃止して東京23区のような特別区に再編する大阪都構想についても触れ、「大阪府市が一つにまとまって力を発揮できた象徴例だ」として、改めて必要性を訴えた。(吉川喬)

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