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 フランス各地で24日、マクロン政権による燃料税の引き上げに反対する大規模なデモが行われた。内務省によると、10万人以上が参加した。8千人が加わったパリでは一部が暴徒化し、シャンゼリゼ通りで車両に火をつけたり、バリケードを築いたりするなどした。催涙ガスなどで応じた警察と衝突し、全国で130人が拘束された。

 マクロン大統領は経済的に苦しい層に「無理解だ」と批判されることが多く、デモには、「マクロンは退陣を」などの旗を掲げて参加する市民もいた。

 同様のデモは17日にも、参加者がシンボルとしている「黄色ベスト」を着て繰り広げられたばかり。人々の怒りは収まらず、車両などで道路を封鎖する抗議活動が全国で続いていた。

 24日は、パリを中心に大規模なデモを行おうとSNSで呼びかけられた。マクロン氏はツイッターで、デモの暴徒を「恥を知るべきだ」と非難した。(パリ=疋田多揚)