[PR]

 福島県喜多方市のJA会津いいで旧姥堂(うばどう)農事組合長会のメンバー6人が25日、奈良市の薬師寺を訪れ、福島産の新米を奉納した。2015年から始まり、今年で4回目。

 奉納は寺の僧侶の高次喜勝(きしょう)さんと同会の交流がきっかけで始まった。高次さんは福島で布教活動を行った平安初期の法相宗の僧・徳一(とくいつ)を研究し、福島での調査や講演会を重ねている。この日は加藤朝胤(ちょういん)執事長が法要を執り行い、10月に収穫したもち米240キロとうるち米180キロを奉納した。

 同会の渡部孝雄会長(67)は「今年も無事に収穫し、奉納することができました。私たちの地域にとって誇りであり、喜びです」。加藤執事長は「米は命の根っこで、日本人は本当に大切にしてきた。そういったお米を毎年ご奉納頂いているのは、誠にありがたいです」と話した。(根本晃)