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 長野県松本市は受動喫煙の防止対策を進めるために、観光客の多い市街地に禁煙区域を設定したり、全市で歩きたばこを禁止したりする条例の骨子案をまとめた。市議会や市民の意見を踏まえ、来年2月の市議会に条例案を提出し、4月からの施行をめざす。市によると、歩きたばこ禁止などの例はあるが、受動喫煙防止に主眼を置いた条例制定は長野県内で初めてという。

 「健康寿命延伸都市」を掲げる松本市は、2013年に「さわやかな松本の空気を守る」とする行動指針を作成。利用者の多いJR松本駅お城口広場の灰皿を撤去し、受動喫煙防止のモデル地区に指定した。

 市健康づくり課によると、地区指定から5年がたち、道路を挟んだお城口広場の反対側では逆に路上喫煙が目立つようになった。多くの人が利用する施設や店は原則屋内禁煙となる健康増進法の今年7月の改正を受けて、市は一歩進んだ条例の制定を決めた。

 骨子案では、法改正に合わせて市所管の全施設を敷地内全面禁煙とする。市街地ではお城口広場以外にも禁煙区域を拡大するほか、道路や公園での歩きたばこ(自転車を含む)を禁止する。罰則は設けない予定。

 21日にあった市議会の教育民生委員協議会で骨子案が了承された。12月にかけて市民の意見を募る。

 

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