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 このギョーカイにいると、未来のスターがまだ原石の時代だったり、ほぼ無名だったりする頃に出会うことも。そしてその才能を信じ、関わる媒体に起用させていただくことも可能となるケースが少なくありません。

 バラエティーや情報番組の放送作家として、実は、いわゆる文化人がテレビに初出演するきっかけを何度もつくってきた私。それは私がペーペーだった頃、“師匠”の長谷川勝士が盛んにやっていたことを倣っているのです。いま、当たり前のようにテレビ出演している大学教授や文筆家を、ウチの師匠は、熱心にファイルしていた雑誌や新聞の切り抜きからピックアップ。連絡先をたどっては自らオファーし、『11PM』(日本テレビ系)をはじめとした大人のバラエティー番組に出してきたのです。そして私は、放送作家と同時に雑誌のライターの仕事もスタートさせたので、お目当ての文化人に比較的カンタンに行きつくことができ、多くの方の“テレビデビュー”に携わってきました。

 さらに「この人!」とピンときた方の名前を、自分の番組や連載などに頻繁に登場させ、いわゆるメディアミックスで勝手に(!)盛り上げることも私の得意技の一つ。公開されたばかりの映画『母さんがどんなに僕を嫌いでも』で“母さん”役を好演している吉田羊さんについても、「やってきた」という自負があります。

 ちなみに、羊さんを見いだした代表的な3人の1人目は、舞台女優だった彼女に映像の仕事を……とスカウトした現マネジャーであり事務所社長の女性。2人目は映像デビューのきっかけをつくった演出の藤尾隆氏。藤尾さんは、羊さんと川島なお美さんと下條アトムさんの3人芝居『とんでもない女』を観にいらして、東海テレビ制作・フジテレビ系の昼ドラ『愛の迷宮』の準レギュラーに羊さんを推した映像デビューの立役者です。

 そして3人目は、NHK連続テレビ小説『瞳』で西田敏行さんとアドリブ合戦を繰り広げていた吉田羊さんをたまたま見ていたという中井貴一さん。このエピソードは有名ですよね。

 中井さんはすぐに同ドラマのプ…

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