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 中部電力は26日、静岡県庁で記者会見し、今年の台風21号と24号の影響で管内で起きた大規模かつ長時間にわたる停電を受け、今後の改善策を発表した。タブレット端末を使った状況把握の迅速化などを進めるという。

 このうち県内で大きな被害をもたらしたのは台風24号。県内では10月1日午前3時に最大66万3390戸が停電し、復旧率は停電発生から1日経過で38%、2日経過で79%、3日経過で95%と鈍く、浜松市天竜区で最後に解消されるまで5日と20時間50分かかった。中部電力は復旧遅れの原因について「約2千本の倒木で巡視が困難だったり、ハウスビニールなどの飛来物で断線や電柱の倒壊が相次いだりしたため」とした。

 コールセンターには1時間に最大2万本の問い合わせがあり、約1割しかとりつげなかった。通信や電動でくみ上げる水道、信号、避難所電源など復旧を優先すべき生活インフラの把握も不十分だったという。

 これらの課題を踏まえ、同社は…

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