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 国会議事堂内にある参院議員食堂の従業員が肺結核を発症していたとして、参院が22日から同食堂の営業を停止した。参院事務局は同日付で参院の各議員事務所あてに事実関係を通知して注意を呼びかけたほか、26日に発表した。

 参院事務局によると、20日夜までに食堂の事業者から従業員1人が発症したと報告があった。22日早朝に簡易検査を実施したところ、他の従業員から「要検査」の結果が出たため食堂の営業停止を決めたという。

 食堂は衆参両議員のほかに国会見学の参加者らも利用している。ただちに発表しなかったことについて厚生課は「保健所によると、感染力が弱いとのことだった。大騒ぎして風評被害にならないようにした」と説明している。

 厚生労働省によると、結核は感染症法に基づき、感染力や発症した場合の重篤性などに鑑み、危険性が高い疾患と位置づけられている。(中崎太郎)