【動画】「KAGRA」で開かれた一般向け見学会=山下周平撮影
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 重力波を検出する大型観測装置「KAGRA」が来年秋から本格的に動き出す。アインシュタインが存在を予測した「波」を捕まえて遠い宇宙のできごとを観測することが期待される。しばらくは立ち入ることができなくなる施設の一般向け見学会に参加してみた。

 飛驒市神岡町の神岡鉱山内に「KAGRA」はある。素粒子「ニュートリノ」の研究でノーベル賞を受賞した梶田隆章さんが所長を務める東京大学宇宙線研究所の施設だ。11月中旬、本格的な観測を前にした最後の一般向け見学会には、抽選で全国から選ばれた約150人が参加した。

 高さ4メートルの薄暗いトンネルを500メートルほど進むと、中央実験室に着いた。湿気でカメラのレンズが曇る。ガラス1枚隔てた室内には精密機器が並び、中ではスタッフが忙しそうに作業していた。

 研究所は、重力波を「重さを持…

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