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 滋賀医大病院(大津市)で前立腺がんの放射線治療を専門に行う医師の治療が来年6月末で打ち切られることになり、この医師の治療を希望する患者に不安と動揺が広がっている。全国にいる患者が患者会(家族らを含め約930人)をつくり、治療の継続を求めて署名活動を始めた。

 打ち切りが決まったのは岡本圭生医師(58)が行う小線源治療。微弱な放射線を出す線源を50~120個針で前立腺内に入れてがんを死滅させる。岡本医師は米国の治療法を改良し、独自の治療プログラムを開発した。

 2014年の日本泌尿器科学会での発表によれば、悪性度の高いがんも含めた治療5年後の非再発率は97・4%。15年1月にはこの治療の教育、研究のための寄付講座が設けられ、岡本医師が特任教授に就任した。これまでに全国の約1100人が岡本医師の治療を受けた。

 しかし、同大病院は昨年12月、「寄付講座を19年12月末で閉鎖し、岡本医師による手術は同年6月末までとする」ことを公表。患者会は閉鎖の理由について説明を求めているが、大学は応じていない。

 岡本医師によると、閉鎖の背景には岡本医師とは別に泌尿器科でも小線源治療を独自に行おうとしたことがあるという。寄付講座の開設直後から、泌尿器科を受診した前立腺がん患者のうち、岡本医師を指名した患者だけを同講座の外来に回し、それ以外の人は泌尿器科の准教授が小線源治療をしようとしたという。

 だが、准教授はこれまで一度も…

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