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ロイヤルホールディングス 黒須康宏社長に聞く

 来年10月に予定される消費増税への準備について、ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」などを営むロイヤルホールディングスの黒須康宏社長に聞いた。

 増税分を値上げするのか据え置くのか、業態ごとに判断が必要です。

 (ファミレスでは単価が高めの)ロイヤルホストでは増税分を値上げするのが基本的な考え方です。一方で、天丼チェーンの「てんや」は消費者が価格に敏感な業態です。同業他社の状況も見ながら、決めていきます。

 軽減税率への対応も難しい。てんやでは(軽減税率8%の対象となる)テイクアウトが売り上げの3割を占めています。(対象外で10%の税率がかかる)店内での飲食と、税込みの価格を別にすべきか、(持ち出しを覚悟で)そろえるべきかも悩んでいます。

 仮に価格を分ければ、テイクアウトの売り上げを伸ばす効果があるかもしれません。客席がいらないテイクアウトは、客の数を増やす余地があります。

 ただその場合、テイクアウトの利便性を高める必要があります。専用の窓口を増やしたり、注文をアプリで事前に受け付けるようにしたり、といったことが考えられます。(聞き手・女屋泰之)