長崎)DV更生へ、加害者向けプログラムの参加者を募集

有料記事

田部愛
[PR]

 DV加害者の男性が暴力をやめるためのプログラムへの参加者を、長崎市の研究会が募集している。暴力に頼らず家族と関係を築くには――。専門的な知識を持つスタッフの助言を受けながら、パートナーへの接し方を変えることを目指している。

 内閣府によると、全国の配偶者暴力相談支援センターに被害者から寄せられた相談は2017年度10万6110件で、前年度より257件少ない。10年以上増加傾向にあった件数は15年度をピークに減少。一方、県のこども家庭課によると、県内の被害者からの相談は17年度1593件。前年度より94件多く、ここ5年は増加傾向にある。

 参加者を募集しているのは「ながさきDV加害者更生プログラム研究会」。昨年5月に発足。臨床心理士や福祉相談員などで構成されている。

 来年1月からのプログラムは…

この記事は有料記事です。残り496文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません