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 コーヒーや緑茶などの飲料に「とろみ」を加える機能が付いた自販機がお目見えした。飲み込む力が衰えた高齢者でも、とろみがつけば飲みやすくなるという。超高齢化社会を控え、開発業者は2021年には病院などに2万台の設置を目指すとしている。

 「飲みやすい」。今月初旬、東京都小金井市の日本歯科大学口腔(こうくう)リハビリテーション多摩クリニック。自販機がお披露目され、とろみがついた緑茶を口にした東京都調布市の男性(87)は話した。パーキンソン病があり、昨夏から、物をうまく飲み込めなくなった。

 飲食物が誤って気管に入るなどして起きる誤嚥(ごえん)性肺炎にもなり、昨年10月、腹部に小さな穴(胃ろう)をあけた。チューブで直接胃に栄養を送っていたが、その後のケアで、ほぼ口から飲食できるまでに回復した。ただ、「飲み物には必ずとろみをつけている」と介護する同居の長男(55)。外出時には飲み物にとろみをつける「とろみ材」を持っていくという。

 食品メーカーのニュートリー(三重県四日市市)によると、とろみ材の原料は食物繊維や糖類など。医療機関や高齢者施設では飲み物に混ぜるなどして飲みやすくする工夫をしている。一方で、こうした現場は慢性的に人手不足だ。高齢者ら一人ひとりに合わせてとろみをつけるのは、手間も時間もかかる。担当者は「人手を必要としない方法を模索していた」。

 同社は自販機の管理運営などを…

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