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 大阪府池田市が、怪獣映画をイメージした風変わりなPR動画「池田の大決闘 ひよこちゃんvsウォンバット」を作った。「ふざけ過ぎだと叱られるかも」という心配をよそに市民やネット上の反応は上々で、市はさっそく次回作の検討を始めた。

 動画は前編3分41秒、後編4分37秒の2本立て計8分18秒。池田で発明されたチキンラーメンのキャラクターで、市の観光大使を務める「ひよこちゃん」が巨大化して始まる。市立五月山動物園に日本国内全7頭のうち5頭がいるオーストラリアの珍獣・ウォンバットも巨大化し、立ち向かうストーリーだ。

 市内に本社があるダイハツ工業のCMのキャラで、俳優の玉山鉄二さんが演じる熱血漢「あんちゃん」や、五月山動物園の公式PRアイドルユニット「キーパーガールズ」、市職員有志が集まった「忍者集団池田甲賀衆」も登場する。

 カップヌードルミュージアム大阪池田や落語ミュージアムをはじめ、市内の観光名所を壊しながら紹介する。池田城跡公園は「改修に10億円かけたのに入場無料なお城」、五月山動物園のエミューは「閉園した宝塚ファミリーランドからタダでもらった」、池田呉服座は「入場料が系列の梅田呉服座より立地の差で300円も安い」と、マニアックな小ネタも挟む。

 最後は、巨大化していないウォンバットとひよこちゃんをデザインした池田市80周年記念Tシャツの発売を紹介。「少なくとも半日は楽しめること間違いなし!」と池田観光を控えめに売り込んでいる。

 来年の市制80年を記念し、1千万円の費用で半年かけて作った。特設サイト(http://www.ikedashi-kanko.jp/80/別ウインドウで開きます)で公開している。

 市幹部は「半分ぐらいはお叱りも受けると覚悟していたが、思っていた以上に好評で反響も大きくびっくりしている。単発で終わってはもったいない。来年の市制80年に向けて次回作を準備します」と話す。(永井啓吾)